最近行ったライブについて

僕に何かを続けるというのは難しかったみたいでこの存在を思い出した時に何か書きたいことがあれば書きます。

 

最近は就活の息抜きと称して入れていたライブの予定をほとんど消化しきったのでそれについて少し話そうかなと。

まず3月8日にDAOKOさんのライブに行ってきました。

彼女は水星で一目惚れしてウィスパーで歌う感じと曲調と歌詞の寂しさに惚れて好きになりました。


DAOKO 『水星』 Music Video[HD]

ライブでは普段聞く以上に直接彼女の思いなどが伝わってくるようでとても感動しました。ライトの演出とか後ろに映るスクリーンでいろんな映像流してるのもきれいだったなあ。

余談ですが、opening actとして酸欠少女さユりが少し歌ったんですけど、名前は知っていてもほとんど聴いていなかった彼女にそこで虜になりました。

 

少し飛んで4月2日にはsympathyのライブに行ってきました。

4人で構成されるガールズロックバンドなのですが、彼女たちの作る曲と歌詞がどこか少し寂しさを切なさを感じられて、そんな曲が好きです。

本人たちのキャラを見るといたって普通の女子大生なんですけどね。てか自分よりも年下なんだなあと考えると……

sympathy - 1st ALBUM 『海鳴りと絶景』全曲試聴トレイラー

すぐの4月6日には欅坂46のバースデイライブに行ってきました。

見切れ席でお世辞にもよく見えた席ではなかったですけど、近くにねるちゃんがきてくれて楽しかったです。なによりひらがなけやきのみんなのパフォーマンスとかMCとか見ててとても推したくなりました。

 

2週間後の4月20日にはきゃりーぱみゅぱみゅのライブに行きました。

お客さんは若い人やおっさんだけじゃなくて家族連れもいて(幼稚園、小学校くらいの子どもを連れた父娘)とても驚きました。

ライブは1つのお祭りみたいでみんなでペンライトを振りながらきゃりーの音楽を楽しむと行った感じでとても良かったです。大人も子どもも楽しめるいいライブでした。

5月12日はfhanaのライブでした。久しぶり?のアニソンアーティストのライブでとても楽しかったですね。fhanaはtowanaさんの声もとても大好きだし、作っている音楽も幻想的だったりきれいだったり壮大だったりで本当に大好きなのでそれを生で体験できて良かったです。青空のラプソディはみんなで踊ってとても盛り上がりました。towanaさんかわいい。


fhána / 青空のラプソディ - MUSIC VIDEO

 

5月19日にはAwesome City Clubのライブに行ってきました。

いやー楽しかった。赤坂BlitzでACCの音楽を聴きながら動かしたいように自分の身体を動かして楽しむ様子は本当に今までにないライブの楽しみ方って感じでした。ロックやアニソンライブみたいにそんなに疲れずでも適度に身体を動かしながら聴くライブというのはなかなか体験したことがなかったので新鮮でまた行きたいと思えました。

生で聴くACCの音楽もとてもしゃれていてatagiさんやPORINさんの歌声も本当に良くて最高でした。Awesome Talksも行きたいですね。


Awesome City Club – 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる (Music Video)

 

これで行ったライブの紹介はおしまいです。

7月には乃木坂のライブとSHE IS SUMMERのライブがあるので楽しみです。

SHE IS SUMMERのMICOさんの歌声がとても可愛いので皆さんに是非聴いてほしいのとopening actでやるMINT mate boxというバンドがなかなか好きな感じだったので貼っておきます。


SHE IS SUMMER -とびきりのおしゃれして別れ話を

 


MINT mate box「リサイクル」Music Video

2016年 音楽わいわい②

きゃりーの中田ヤスタカとの新曲「原宿いやほい」最高すぎるので皆さん聴いてください。音がもうすごくいい。


きゃりーぱみゅぱみゅ - 原宿いやほい , Kyary Pamyu Pamyu - HARAJUKU IYAHOI

 

さて6~7月のアイドルにはまった時期についてお話を。

ツイッターのタイムラインで友人が坂道アイドルについてたくさんのツイートをしていたのでそれに影響され自分も乃木坂46のバラエティ番組や音楽を聴き始めたら音楽もそうですが、グループ自体にハマりました。

もともと制服のマネキンや太陽ノックなどの楽曲が好きだったり、清潔感のある衣装には興味があったのですが、自分たちの冠番組で可愛い清潔以外の面を見せてくれる彼女たちに惹かれました。

ぶりっこキャラである秋元真夏さんや丸顔可愛い伊藤万理華さんや元気っ娘代表北野日奈子ちゃんなどが大好きです。癒やされます。

自分の中で2016年は非常にだめな一年だったと思うのですが、彼女たちの頑張っている姿や可愛い姿を見てたくさん元気をもらいました。

ちょっと趣旨とは違うかもしれないですが乃木坂46とてもいいです。本当に透明感のあるアイドルなのでオタクの皆さんにはおすすめです。

 

前に上げた曲以外もロマンティックいか焼きはライブで盛り上がる最高に可愛い曲


乃木坂46 ロマンティックいか焼き

 

世界で一番孤独なLoverは制服のマネキンのようにかっこよさのある良い曲です。


乃木坂46 世界で一番 孤独なLover

 

可愛く面白いアイドルたちの姿もそうですがアイドルらしさのある可愛い楽曲や普段の見た目からは想像しにくいかっこいい楽曲もあるので是非apple musicで検索しながら聴いてみてください。

 

欅坂46サイレントマジョリティーがとても有名ですね。一番新しい二人セゾンも冬を感じさせるメロディに彼女らが寂しさを感じさせる声で歌っていてとてもいいですよ。このアイドルらしくない感じって言ったらあれですが、もともとかっこいい女性や寂しさを表すような女性シンガーが好きなところもあるのでとても自分とマッチしていました。これからの楽曲や活躍に注目です。けやかけ毎週見ましょう。

ちなみに僕の推しは菅井様や長濱ねる。最近だと長沢くんや原田葵も来てますね。

乃木坂とは違うちょっとまだ垢抜けていない感じが良さの1つでもあります。

 

この記事では最後かなあ。最近文章を書かなすぎて長文が全く書けないですね。いやもとからだったかも。

はい、最後はでんぱ組inc.です。

このグループはyoutubeで適当に音楽を再生しているときに出会いました。もう最初のインパクトといったらすごかったですね。

なんか騒がしいにぎやかごちゃごちゃしてる。でも全然嫌じゃない。聴いててもう本当に楽しい。お祭りじゃないけどここまで騒がしく詰め込んでも全く耳に障らないしすごいなあと。確かでんでんぱっしょんだったかな。そこからはもうずぶずぶとハマっていきましたね。

おそらくでんぱ組のスタイルというべきいわゆる電波ソングでわいわいやってる曲も大好きですし、アルバムを聴いていると変化球で冬へと走り出すお!はすごい心温まるような気持ちのよい曲で良かったです。


【世界初かも!?】でんぱ組.inc「冬へと走りだすお!」Full ver.

あとはW.W.D.はすごいですよね。ドキュメンタリー風に歌詞が進んでいって歌もそんな調子で歌われていく。

楽曲として好きかと聞かれると普通ですがでんぱ組やでんぱ組のメンバーを深く知ることができたり、知ったことによってさらに彼女たちへの愛が深まるようなそんな曲なんじゃないかなあと。

いきなり聴いてもいいですし、ファンになって少ししてから聴くのもまたいいと思いました。

僕は最上もがさんみたいな金髪ショートボブがさいっこうに大好きです。最上もがさんになりたいです。

おしまいです。

続きはまた気が向いたら書きます。

文章を書く訓練のために間を置かずに書きたいですね。では。

2016年 音楽わいわい①

今年はapple musicに登録したことやフェス・ライブに多く行ったこともあって、普通の年よりもたくさんの新しい音楽に触れた年だったなと思いました。

そんな僕ができる限り時系列順に出会った音楽を紹介していこうと思います。

前のブログで書いている君の名は。とシンゴジラの感想はいつ書こう…書かないかも

 

5月 きゃりーぱみゅぱみゅ

6~7月 乃木坂46欅坂46、でんぱ組inc.

8月 Aimer、赤い公園

9月 BABYMETAL

10月 charisma.com、MOSHIMO、DAOKO

11月 LiSA、juice=juice

12月 yunomi(ゆのもきゅ)、Awesome City Club、sympathy

 

まずは5月から

ちょうど神戸での学会中にきゃりーぱみゅぱみゅのベストアルバムが発売されていたことを知りました。前から気になっていたので聴いてみたいなあという話をしたら、apple musicに全曲入ってるよ!と友だちに教えてもらったので初月は無料というのもあって登録して聴いてみました。

どれもキャッチーな音と歌詞、イントロを聴くだけできゃりーの世界に引き込まれるような音楽に魅了されて一瞬で好きになりました。くせになる音、ピコピコとした音、癖になる歌詞、可愛い声どれもとても自分にハマるものでした。

中田ヤスタカさんの音楽が僕は好きなのかもしれません。

このベストアルバムの中でもチェリーボンボンやCANDYCANDY、No No Noなどが好きなのですが一番好きな最&高を貼っておきます。今年のレコード大賞ノミネート曲見たいですね。ぜひ聴いてもらいたいです。


きゃりーぱみゅぱみゅ - 最&高 [Full ver.] , kyary pamyu pamyu - Sai & Co [Full ver.]

 

本当は一度に全て書こうと思ったんですがあまりの先の長さに萎えてしまったのでまた今度。

自由論、不平等起源論

・自由論

教養としての経済学のある章の最後にJ.S.ミルの自由論がいいみたいなことが書いてあってその章が面白かったのもあって読んでみました。

もう読み終わったのが結構前だからあんまり内容は覚えていないんだけど、、、もう忘れてるのがだめだ備忘録として使おうと思ってたのに。

議論の重要性みたいなのが今でも自分は覚えていて、どんな反論も決して無視するな。当たり前と過信することは、いずれその事柄がたとえどんなに正しいことでも盲目的に信じることでその価値を失ってしまう。反対意見に触れ議論を交わしその正しさを証明することでそのことがらの正しさがより生きてくるのだ。だからどのような意見も議論せずに退けることは何の得にもならないのだ。といったことが書いてあって、言われれば確かにそうだがなかなか気づけない重要な事だなと思いました。(小学生並みの感想)

またどのように法で言論の自由を言っても実は我々大衆はminorityを意識的または無意識に弾圧してしまう一面がある。それはmajorityでいることは自らの正しさを論ずることなくみんながそう思っているから私も正しいと思えるからであり、その考え方は人をダメにしてしまうのだ。といったようなことが書いてあった気がします。ここらへんのお話は今の日本にとても当てはまっていることじゃないかと思いました。

議論というのは難しいなと思います。答えのある議論もない議論も。

答えのある議論については人々は自分が間違えることを恐れて議論しません。専門家や周りの人間が答えるのを待ってからそれに乗るのが一番です。間違えるということは他人にバカにされる恐れがありますから、それ以上の価値が答えを出すことにないとなかなかできるものではないと思います。

また答えのない議論も難しいです。答えのないものについては最初の議題に対しての自分の主張は答えることができます。別に正解も間違いもないのですから自分の主義主張は周りの同調圧力などがなければ答えることは容易いです。しかし相手の反論についての反論というものは実は議論についての練習を重ねていないとなかなか出せるものではないのではないかと僕は思います。上でミルが言っていた、ただ先生や親人に言われていたことを盲目的に信じているだけで生きてくるとなんでダメなのかなんでいいのかということを考えることができなくなり、それが議論力の低下につながっていると思います。

その結果さらに人々は議論を避けることになります。「そんなに言うならそれでいいよw僕はこう思ってるけど君はこう思ってるこれで終わりでいいよwそんな必死になるなよw」最近こんな風にかっこよく議論を終わらそうとする人を見る気がします。クールぶっていますがただ考えるのが苦手なだけだと思います。

僕もそのようになってしまうことがあるので気をつけないといけませんね。

 

・不平等起源論

近代のそういうのにはまってkindle unlimitedを登録したのもあって評価のそこそこ高かった不平等起源論を読んでみました。

はじめに言っておきますがなかなか文が理解し難い?難しかった?のであまり理解できませんでした。書いてあることをそのまま流すことは出来たと思うのでちょっとそこを書いておこうかな。

なぜ今の人間は不平等に悩まされているのか。それはつまり人々が社会に生きているからだよ~他人と比べないと自分の価値を確かめられないから社会の奴隷という鎖に縛られて辛くなってるし、自らどんどんそこの沼にはまっていってるんだよ~と書いてありました。

もう少し詳しく書くとその不平等の原因を解く前に、そもそも何も持ちえてなかった頃の人類はどのような状態であったのかというものを考察しています。本当になにももたなかったとき人々は同類を哀れ慈しむ心はあったが特に自ら他人に干渉することはなかった。他人に嫉妬することもなくただ一人の人として生きていたとルソーは言っています。それが自然状態であったと。しかし何らかの要因(ここ忘れた。多分何らかのきっかけで道具や火などを用いる事に気づきそこから変わったみたいなことが書いてあったような・・・)により社会ができ、男は狩り女は家でみたいになり、そうなると女は隣人と仲良くなりその輪が広がりいつしか社会となる。その社会の中で人々は余暇を楽しむことを覚え、その余暇での祭の中での歌のうまさなどが最初に人々がもった嫉妬という気持ちでそこから不平等が生まれたのではないかと考察していました。またその次の段階は(誰が気づいてしまったのかこれが一番最悪とありました)土地を所有すること、これこそが今の不平等に一番基づくものだとありました。そこからは奴隷社会うんぬん、首長、王様が生まれ彼らは後に自分の子孫にその権利を譲渡したいと考え、そのうちそれらはもとから自分たちがもっていたもの、必ず自分たちしか持ち得ないものという考えに繋がるみたいなことが書いてあった気がします。

社会で生きていく以上はもう不平等は仕方ないですね。他人に認められることが価値なんだから。でも自分で自分を認めることも別に全く無価値な訳ではありません。むしろそれができる人こそ社会でもうまく立ちまわっていくことができるんじゃないかなあなんてちょっと思ったりしています。他人に認められたいという承認欲求も大事ですけどそれに溺れるのではなく上手くコントロールすることで一番の実力が発揮できるしメンタルもうまく保てそうですよね。

ちょっと話題はそれるんですけど承認欲求事態は社会で生きていく以上しょうがないものででもそれをインターネットという見ず知らずの人間に与えてもらおうとしていることに人々は違和感を感じていたりキモイと思ったりしているのかなと思います。でなんでその行為がダメかというとインターネットにそれを求めるということはリアルで承認欲求が満たされない、つまりリアルではあなたあんまりいいところなさそうなのにインターネットでそれを満たそうとするなんてwみたいなところでしょうか。あと多い例としてはインターネットという世界ではいわゆる女に相手をされないオタク男が多くそのヒエラルキー下位の人々に慰められてるヒエラルキー下位の女という構造が傷の舐め合いとは少し違いそうですが、底辺同士舐めあってる姿が気に食わないのですかね。

ただの嫉妬も多そうです。これ以外にも例はたくさんあると思うんですが僕は別にインターネットで承認欲求を満たすのはいいと思ってる派です。女という性を使って満たすのはどうなのとは思っていますが、なかなかリアルでは自分を出すのが苦手だったり、関わる人々との趣味の違いから自分をなかなか知ってもらえないなんてことはあると思います。と言うか自分がそう。

無闇矢鱈にたたくのではなくみなさん優しい心をもって僕も承認してってことです。終わり

次はシンゴジラ君の名は。の感想書くかな

教養としての経済学、睡眠の話、ハチクロ、3月のライオン

・教養としての経済学

経済学を勉強してみたいなあとふと思い入門にいい本はないかとネットで探したらこれが出てきたので購入し読んでみました。

マクロ経済学ミクロ経済学などには深く触れないが、身近にある問題(TPPや経済成長など)を上げて、そのデータの読み方やどのような影響があるのかを簡潔に教えてくれる本。経済学ってどんなんだろ~勉強してみようかなという曖昧な興味から、更に経済学への興味を高める一冊として非常にいいものだと思いました。また大学に入ってからニュースや歴史のことを勉強しなくなった自分がまたそのようなことを知るのにも、情報的には少ないですがいい一冊でした。

これからマクロ経済学ミクロ経済学を勉強していくつもりですが、そのやる気を、また日本や世界の経済政治事情の興味も引き出してくれる一冊でした。

 

・睡眠のはなし

文系のレポート課題で一冊本を読んでその内容について論じなさいというものが出たので、睡眠の話では書きにくいかなあと思ったが興味があったので買って読んでみました。普段自分たちがとっている睡眠のことを一から教えてもらい、またテレビや雑誌などで言われている情報が本当に正しいのかも説明してもらいました。

睡眠のことって健康に関する番組でもちょこちょこ睡眠のことは取り上げられますが、時間の関係もあってかいまいちわかったかわかってないか、説明も端折られているのが多いので、とてもわかりやすく理論だてて書かれており非常に読みやすく感心しました。いろいろなことがすっきりした気分です。自分もよく睡眠のことで悩むことがあるのですがこれを読めば自分の悩んでいる程度の事なら解決できる気がします(しようと思えば)。

 

ハチクロ

前に2巻まで借りて読んだのですがレンタルコミック屋さんから足が離れてしまったので続きを読んでいなかったハチクロをふと思い出して最後まで読んでみました。

山田姉さんと真山周りのお話がとても良かったですね。けっこうはじめのほうにもう振られて山田がこれからどうなるんだろうなあと思ったらけっこうずっと引きずっていて、でもそんな簡単に捨てられる気持ちじゃないでしょっていうのは刺さりました。野宮さんと山田にはどんな結末であれふたりとも幸せになって欲しいです。

あと竹本くん。自分探しの旅、結局自分自身は探せたのかわからないけど、離れて失いたくないものがわかった。それだけでいいやってのがきましたね。僕もよく自分の中身の無さに悲しくなりますがいつかそんなものが手に入ったらいいです。本当は薄々そういうものを手にしていることに気づいている自分もいるんですけど、自分でそういうのを肯定するのはちょっと恥ずかしいですよね。そういうものはずっと探していきたいです。

 

3月のライオン

ハチクロが面白かったので同じ作者のを気になっていたので借りて読みました。

いやーひたすら零くんが力でねじ伏せていく漫画。そこしか居場所がなかったから居場所を失わないために必死に勉強してきた将棋。しかしそのことで元いた人の場所を奪ってしまったから1人家を出てどうしようか~ってとこから話は始まる。

暖かい人たちに出会って、ここなら自分がいてもいいんだと気づかされ、そしてその人達のためにまた将棋を頑張る。

いや零くん、口だけじゃなくてその力で言葉にしたことをどんどんと実現させていこうとするからやっぱり本当に力のある人は強いなあ笑と自分の力の無さを実感させられる。いや彼ほども努力できるとは思わないし、この漫画のストーリーはとても泣かせるんですけどね。

 

とりあえず最近読んだものたちの感想をちょろっとまとめてみました。

けっこう自分って1回読んだくらいじゃ内容をあんまり覚えていない漫画が多くてそれってちゃんと読めてるのか?と思ったのでこれからは読んだらここに感想書いてみようかなと。脳の中で反芻すれば少しは覚えていられるかなみたいな。

それではレポート書いてきます。ろっきん楽しかった。赤い公園のライブ良すぎた行きたい。9月ベビメタ楽しみ

 

湊かなえ

高校入試と望郷を読んだ感想。

イヤミスの女王湊かなえを期待して読んでいたのでちょっと外された感じでした。

いや前に往復書簡を読んだ時はわりと満足していた思い出があるんだけどこの2つは違いました。

望郷については短編集なだけあってちょっと浅いなと、自分がうまく入り込めなかったりストーリーがちょっと淡白だったと感じました。

高校入試については最後先生と生徒が前向きに生きようとしている。これにひどくがっかりしました。読み終わったあとにあの気持ち悪い感じがしないすっきりにもっていこうとしているところに嫌な感じをもちましたwこれもイヤミスか?でも満足できませんでしたね~~。

 

でも望郷についてはamazonでの評価が高かったので僕に合わないだけで世間的な評価は高いんでしょうね。

 

最近読みたい小説が見つからないので何か他の人におすすめされたのを読みたいですね 終わり

空飛ぶ広報室(有川浩)※ネタバレあり

ここ半年くらいほとんど小説というものを読んでなくて久しぶりに小説読まなきゃなと思って読んでみた作品。

 

空飛ぶ広報室 (幻冬舎文庫)

空飛ぶ広報室 (幻冬舎文庫)

 

 

いやもう本当に有川浩さんの作品はいいですわ。何がいいって自分でポイントを上げながら説明してみると

1.題材の少しマイナー感、そのために一から題材について作中で説明し、読者に徐々に作品に入り込ませ、それからその題材の持ち味を全て持て余すことなく生かすところ

有川浩さん大好きと言いながら、自衛隊作品や最近映画化で話題の植物図鑑、阪急電車くらいしかまだ読んでないんですけど、、、ここに焦点もってくるのかあと。自衛隊はまだ題材としてわかるんですよ自分の中で。道端に生えてる植物のこととか、たった数駅しかない阪急今津線を題材にもってきて小説にしちゃうのかと。阪急電車は本当に大好きで自分も聖地巡礼をしたくちなんですけど、よくここからあれほどのストーリーをもってきたなと、本当に素晴らしい。またマイナーながらも実際にあるものを題材として使っているからリアリティがある。フィクションなんですけど、ものすごいリアリティ。これは有川浩さんが自衛隊、植物、路線周りについてもうほんっとうにしっかり勉強していて、下地が素晴らしくその上で僕たち読者にそれらを伝えてくるからなせる技。あーここ嘘っぽいなwとか無理やりかよwみたいなのがない。だから冷めないで最後までリアリティをこっちに押し付けてくる。すごいそれだけで心がガンガン動いてあーもう最高ってなる。

 

2.スポットを当ててるのは人間

当たり前じゃない?って思うかもしれないですけど言いたいことがちょっと違う。

自衛隊だったり植物だったりそれはわりと自分の中では特殊な題材でどうしても最初は世界観の説明が多かったり、最初っから最後までテーマについての説明がついてきてしまう作品もあるんですね。植物図鑑なんてずーっと二人で野草の話していちゃいちゃして…ってのは別作品の話で。でもだからといってテーマが主役じゃない。ちゃんとそこに関わる自衛隊員だったり阪急電車に乗る人々だったりが主役。テーマはそれを味付ける役目。決して一番前には出てこない。ここが僕的には本当に好き。人間ドラマ?って言うのかな人の成長だったり、人々の関係の進展だったりそういうのが本当に大好きで大好きだから多分僕が有川浩さんを好きな理由はここにある。彼女が人を描くのがうまくて、マイナーテーマであってもちゃんとテーマの内容を疎かにせずに説明してくれるからしっかり感情移入してしっかり登場人物の感情の機微などを感じ取れる。それだけでね、そんなのに弱い僕はもうダメです。大好き。

 

3.ラブコメ、少女漫画ばりのニヤニヤ感

これは僕得な点。先ほども言いました。僕は自衛隊シリーズと植物図鑑と阪急電車しかまだ読んでいないのですが、これら全てに共通する特徴。それはラブコメ漫画かよ!ってほど甘い恋愛模様が広げられること。もう本当にあまあますぎてやばい。よく電車の中で小説を読む僕ですけどもう何度ニヤニヤしてしまったか。そのたびに口元かくして周り伺ってみたいなことしないといけない。つらい。でも最高。硬派なオタクには受けないかもしれませんが、わりとミーハー気質のある僕的にはもう本当にくっそ甘い恋愛展開してくれてありがとうございますといつも土下座してる。めっちゃキュンキュンする!

 

今回の作品もここらへんの3ポイントを外していない。自衛隊といえば救助活動が思い浮かぶ人が多いと思いますが今回は自衛隊という組織の中の広報に焦点を当てた作品。パイロットを不慮の事故でやめなければいけなくなった青年が次に所属することになったのが自衛隊の広報。そんな彼が出会うのは、完全に頭でっかちをこじらせている5年目のテレビ局の女の子!そんな若い二人が織りなすストーリーがもうね最高。彼らだけじゃない。広報室の面々も本当にキャラとしてみんないい。みんないい人とかそういう意味ではなく彼らにも彼らなりの悩みを抱えていて、決して若い二人だけにスポットを当てるのではなくちゃんとその同僚たちにもあて広報室の中で解消していき、だんだんと深まる広報室内の良い空気。なるほど、主役以外のキャラクターについてもちゃんと掘り下げてそれが広報室と関係有るところで行われているからちゃんと感情移入の段階を一歩一歩深めることができるんですね、勉強になる。

それでも最後は若い二人の独壇場ですよね。1年弱という長い付き合いを経てお互いのこともわかってきたかなと思ったら、あらら人の心は弱いもので、いや甘えていてしまったからあんな言葉を吐いたのかなと思わないところもないですが、まさかの関係がぶっ壊れるほどのひどい言葉を吐いてしまって…。どうなるのかどうなるのか、ドキドキしながら最後は一気に読み進めてしまいました。

僕が今まで読んできた有川浩作品に比べるとニヤニヤ度は抑えめ。でも今作はそれで良いのかなと思いました。自衛隊の広報とテレビ局員というだいぶ立場の違う二人(僕が説明すると多分うまく伝わらないのでこの立場の違いはぜひ作品を読んでわかってほしい)。そんな二人が最初は全くわかりあえてなかったのに一年たって、あーわかりあえたし甘えられるからじゃ一緒になろじゃありきたりなところがある。まだまだ若い二人は仕事においてもこれからやりたいことがあるだろうし、自衛隊員は転勤が非常に多い。そんなことを考えたらね、わかるなあと思いました。

今作もいっぱい泣いてしまいました。本当に人の成長とか人間ドラマに弱いんだなってつくづく思いますね。もっと涙の価値が重い男になりたい笑

是非皆さんに読んで欲しい作品の1つです。恋愛要素が薄めなんで苦手な人もとっつきやすいと思います。これが面白いと思えれば多分フィクション色強めではありますが自衛隊三部作も読めると思います。ぜひそこまでつなげてほしい!

 

塩の街 (角川文庫)

塩の街 (角川文庫)

 
海の底 (角川文庫)

海の底 (角川文庫)

 
空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

 

 

それでは今回はここらへんで